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コラム

2024-12-17

SCALE PR MEETUP & PR ACADEMY 第5期「閉講式」

 
広報・PRをはじめとする、すべてのビジネスパーソンが継続して学び続けられる「SCALE PR ACADEMY」。

本年度も第5期の締めくくる「閉講式」を12月6日に開催。
一流講師陣による各講義をのふり返りの後、ゲストにカンヌライオンズ2024 PR部門 審査員の田上智子氏を招き、カンヌ受賞事例をはじめとする国内外のPR最新事例やその審査の中で得られた情報、知見の具体的な活かし方などについてトークセッションを展開した。
 
登壇者:
本田 哲也(SCALE Founder/PR ACADEMY 学長)
田上 智子 氏(カンヌライオンズ2024 PR部門審査員/株式会社シナジア代表取締役)
 

「SCALE PR ACADEMY 第5期」のふり返り

 

 

 
前半は、SCALE Founder/PR ACADEMY学長の本田哲也が「SCALE PR ACADEMY 第5期」をふり返った。

各回の詳細については、レポート記事を参照いただきたい。
 

マルチ憑依力|「多様性の時代」におけるメディアの在り方と伝え方

 

 
メディア関係者やジャーナリストをゲストに迎える「マルチ憑依力」の講義では、メディア自体が岐路に立っている現状とこれからの時代にとっての“良いコンテンツとは”を考える講義となった。

メディアそれぞれの性質に応じた「見せ方」や「伝え方」を工夫すること、視聴者やプラットフォームの特徴を深く理解し、多様性のあるコンテンツを作ることが重要であることを紹介した。
 
 

背負い力|「ブランド」を意味づける広報PRの役割とは?

 

 
スポークスパーソンシップが問われる広報・PR担当者のマインドセット、企業やブランドによる情報発信に関するOK/NGの境界線、その判断軸などを議論した「背負い力」の講義。

「コンテンツ(情報)」と「コンテキスト(文脈)」の違いを理解し、情報の受け手の視点を充分に考慮した上で情報発信すること、共感を呼ぶために社会的文脈を捉えること、経営・事業との連携の重要性を問いた。
 
 

見立て力|社会潮流やトレンドを味方にする「編集力」の磨き方

 

 
毎年人気の講義となっている「見立て力」。世の中の動きやトレンドをどう捉え、どう見立てるのか。その上で情報を適切に編集して社会記号を作っていくことの意義、PRとマーケティングの違い、人々に“気づき”を与えるPRプランニングのフレームワークについて語る講義となった。
 
 

ナラティブ力|企業と生活者が共に紡ぐ「物語」の力

 

 
PR対象となる企業やブランド、商品について、どのような物語を見出し、紡いでいくのかを考える際に必要となるのが「ナラティブ力」。

ナラティブとストーリーの違い、SNSをキッカケに話題になった味の素「冷凍餃子フライパンチャレンジ」の実例やnoteを活用したナラティブ実践のポイントを紹介した。
 
 

変動実行力|「状況」は変わる。柔軟なシナリオ設計と実行する力とは?

 

 
世の中の状況や風向きが刻一刻と変化し、先が見えづらい状況のなかでPR活動をしていくための「変動実行力」。

変化の時代こそ企業のアイデンティティが試され、社内外の透明性や一貫したコミュニケーションが重要になる。講義ではLINEヤフー社における変動実行のリアル、イニシャル社の独自メソッド「SEESAS」モデルに基づいたブランド、商品・サービスのPRノウハウを示した。
 
 
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古田島大介

ライター
2014年2月に「The life always new」をコンセプトにCINDERELLAを創業。ジャンルに問わず、キュレーションメディアやSEOライティング、タイトルワーク、記事ネタ出しなどに携わる。 最近では取材ライターとして国内外の観光スポットやイベントに足を運んだり、企業ブランド・サービスのインタビュー取材を主に従事。 またSNSや繋がりのあるPR会社から送られるプレスリリースをもとに、執筆依頼をいただく場合もあり、活動は多岐にわたる。 モットーはメジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ること。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に社会のA面B面を深堀していく。
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