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コラム

2022-06-25

SCALEスピンオフ企画第2弾!急成長スタートアップ「食べチョク」流仕事術

 
「制作会社さんとの出会いは1年前くらいですかね。何度か打診するも、『直近で食の企画があるのでNG』とタイミングの関係などで断わられてしまいました。ただ、頃合いをみて、時折ご連絡をするようにしていました。そうしたらある時、突然電話がかかってきて。『今であれば番組側に興味を持っていただける可能性があり、最新情報を教えてください。』とご連絡いただいたんです。そこから具体的な話になり、番組放送のために準備をしていきました。」


しかしカンブリア宮殿は約60分という放送時間のため、映像を作るのに「相当やりとりを重ねた」と下村さんは吐露する。

「密着取材というのは理解していましたが、あらゆるシチュエーションで1ヶ月に30本くらいロケなど取材を重ねていただきました。

放送局や制作会社の皆さんが、ビビッドガーデンの社員かのように事業理解を進めていただいたり、生産者など関係各所にヒアリングをしていただいている姿を見て、カンブリア宮殿が長らく愛され続ける理由に触れることができた気がします。コロナ禍でなかなか思うような“画”が撮れないなど色々と右往曲折ありながらも、無事放送されたときは感慨もひとしおでした。生産者の方からの反響も大きく、まるで自分のことのように喜んでくれたのも良かったなと思っています。」
 

“食べチョクらしさ”を体現しているからこそ、サービス成長に繋がっている

 
サービスの認知度も飛躍的に向上し、順調に成長を続ける食べチョク。

セッションの最後には、社内も社外も巻き込む食べチョク流の仕事術についてモデレーターの松並が登壇者に伺った。

まず、下村さんは「食べチョクらしさの体現を意識して日々仕事をしている」と話し、こう紐解く。

「食べチョクでは生産者ファーストを掲げています。他の企業だと『取引先』かもしれませんが、弊社では『パートナー』という関係性を意識していて、共に一次産業を盛り上げる仲間だと考えているんです。それは社内も一緒で、フラットな組織だからこそ、メンバーそれぞれが全てを自分ごとに捉えて裁量を持って仕事をしている。食べチョク流仕事術というとちょっとおこがましいですが、『生産者のこだわりが正当に評価される世界』を目指し、組織一丸となって取り組んでいます。」

また、佐藤さんは「食べチョクの風土は評価制度ににじみ出ている」と話す。

「食べチョクは役職関係なく、どんなバリューを出したか。成果や達成したことに対して報いる評価制度なんですね。よく代表の秋元が『間に落ちたボールを拾ったのを評価したい』と言っているんですが、要はエンジニアもマーケも人事も関係なく、率先して事業の成長へコミットする人を評価したい。そういった機運が社内にはあると思っています。だからこそ、普段からネガティブなことを口にすることは少ないですし、無茶振りや打算的に考えるようなこと自体もあまりない。仲間意識が強く、本質的な組織ができあがっていると感じています」

急成長スタートアップに学ぶべきことは多い。ぜひ参考にできることは取り入れ、自社の発展に生かしてみるといいのではないだろうか。
 

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古田島大介

ライター
2014年2月に「The life always new」をコンセプトにCINDERELLAを創業。ジャンルに問わず、キュレーションメディアやSEOライティング、タイトルワーク、記事ネタ出しなどに携わる。 最近では取材ライターとして国内外の観光スポットやイベントに足を運んだり、企業ブランド・サービスのインタビュー取材を主に従事。 またSNSや繋がりのあるPR会社から送られるプレスリリースをもとに、執筆依頼をいただく場合もあり、活動は多岐にわたる。 モットーはメジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ること。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に社会のA面B面を深堀していく。
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